10万円から始める日経ミニオプション【第1週】初利益と天井読みの反省

エッセイ

こんにちは、downmeltです。

日経225ミニオプションの取引を始めました。自分の判断を振り返ってオプション取引がうまくなりたいので、今週から取引の記録を記事にまとめていこうと思います。

初週の4回の取引は3勝1敗、差し引き10,733円のプラスです。初めてにしては順調と言いたいところですが、最後にしっかり反省点を作ってしまいました。

ということで今回は2026年9月28日から10月1日までの4回の取引を振り返ります。初回の緊張から利益を出せた自信、最後の決めつけへの後悔まで。売買の理由と一緒にそのときの気持ちも書き残しておこうと思います。

2026年9月28日から10月1日 日経225先物5分足とオプション売買タイミング

チャート:TradingView。

元手10万円のルール

元手は10万円です。今後追加の入金は行いません。そもそもオプションの買いから始めたのは損失の上限をあらかじめ決めておきたかったからです。損失が出るたびに資金を足していてはその目的から外れてしまいます。

負けた分を取り返そうとしてさらにお金を入れてしまう流れも避けたいところです。そのため追加の入金はせず、この10万円から始めた資金の範囲で続けていこうと思います。

目標

まずは20万円程度の利益を出して、元手の10万円を回収することが目標です。回収した元手は取引資金から切り離して確保し、最初に用意した自己資金を失わない状態を目指します。元手を回収した後はより大きな利益を目指して損を恐れずに取引をしようと思います。

初コールと初利益

最初の取引はコールの買いでした。きっかけはOpenAI DevDay 2026への期待です。オープニング基調講演は、公式日程では日本時間2026年9月30日午前2時(米国太平洋時間9月29日午前10時)開始と案内されていました。ここで良いニュースが出れば、相場も上がるかもしれません。

9月28日8時46分、行使価格68,000円のコールに400でエントリーしました。1週間ほど考えて決めたエントリーポイントだったので、少し緊張しながらのスタートです。その日は寄り付きで相場が上昇したため、最低限の利益を確保しようと決済用の逆指値を引き上げました。その注文によって9時57分に480で決済され、利益は7,807円です。

初めての取引で利益を出せたことは、次の取引に向かう自信になりました。ただ、振り返るとイベントの規模や日経平均にどの程度影響しそうかを考えたときに、期待だけで入るには少し早すぎたと思います。良いニュースへの期待が先に立ってそこに見合った入り方まで考えられていなかったのが、最初の反省です。

コール3連勝

最初のコールは期待していたイベントを迎える前に利益確定となりました。そのため、より低い価格で買い直せるならもう一度イベントに向けてポジションを取ってもいいのではないか。そう考えての買い直しです。

9月28日の午後、今度は低い価格に買いの指値を置きました。15時25分に行使価格68,000円のコールを300で、続いて67,000円のコールを540で買っています。

しかし、翌9月29日は9月末決算銘柄の権利落ち日です。

買い直した後に大きく下落して含み損が出たため、29日の場中に逆指値と指値を設定していったん寝ることにしました。寝ている間に67,000円のコールの指値注文が約定し、同日23時48分に700で決済。気づけば15,728円の利益です。

もう一方の68,000円のコールは寄り天になると考え、9月30日8時59分に400で決済して9,846円の利益になりました。これでコールは3件ともプラスとなり、利益の合計は33,381円です。初めての取引から3回続けて利益を出せたので、結果としては上々だったと思います。

一方、反省点は9月29日の権利落ちを考慮に入れず、イベントへの期待だけでポジションを取っていたことです。狙うイベントだけでなく、いつ、どのようにポジションに入るかも考える必要があることを学びました。ただ、今振り返ると、当時は3回続けて利益を出せたことで、次の相場も読めるはずだという慢心が芽生えていたように思います。

天井読み失敗と損切り

次に私の頭にあったのは直近の67,000円台の高値です。そこまで来れば天井だろう。最近は半導体関連の決算が「迫力不足」と評価されることが多いと感じていたので、日本時間10月1日早朝に発表されるマイクロンの決算も相場を押し上げる材料にはならないだろうと考えていました。

下落を見込んで寄り付き前に置いたプットの買い指値が、9月30日9時00分に約定しました。行使価格は66,000円、オプション価格は450です。

ところが、午前に下がっていた相場が午後には始値を上回り、翌10月1日にはマイクロンの好決算を受けて日経先物が大きく上昇しました。一方、保有していたプットは逆指値にかかり、取引履歴では10月1日9時00分に225で決済されています。損失は22,648円です。

コール3件で得た利益の多くをこの1件で失いました。3回続けて利益を出した自信が最後には自分の見立てを疑わない方向に働いてしまったと思います。

決めつけの代償

損切りしたこと自体は後悔していません。あのまま持ち続けていれば、さらに不利な値動きを受けていたと考えています。

後悔しているのはその前の入り方です。直近の高値を見て、ここが天井だろうという予想をいつの間にか確かなことのように扱っていました。下落を見込む明確な理由がないまま先にプットの買い注文を置いてしまったのです。今考えるとちょっと決めつけが早かったですね。

コールの利益確定が早かったことは反省しています。それでも、狙っていたイベントが終わったために利益を確定したという理由はあり、その点ではまだ納得できる判断だったと思います。

一方で、新しくプットを買うなら下落を見込む理由は別に必要でした。コールを終える理由をそのまま次のプットを買う理由にしてしまったのです。この2つを混ぜて考えてしまったことが今回の大きな反省です。

次回への宿題

今回の反省を一言でまとめると、天井を決めつけず、取引に明確な理由を持つということです。直近の高値やイベント通過だけで結論を出さず、何か明確な理由を持って判断したいと思います。もちろん理由を持てば必ず勝てるという話ではありません。何を根拠に取引するのか、下落を見込む場合は何を見て判断するのかも、これから具体的に考える必要があります。

しかし、この4回の決済損益は差し引き10,733円のプラスです。振り返るとコールを買っていれば利益の出る1週間だった気がしますが、それは置いて喜びましょう。

利益や損失だけ書いて終わりにせず、なぜ入ったのか、なぜ決済したのか、そのとき何を考えていたのかも残していこうと思います。利益は1万円ほどでしたが、反省材料には困らない一週間でした。

注意事項

この記事は私自身の取引経験と振り返りです。売買理由や相場の受け止め方は当時の認識として書いており、特定の売買や利益を勧めるものではありません。

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