こんにちは、downmeltです。
この間、完全なる趣味で基本情報技術者試験を受けてみたところ、午前午後ともに8割以上を取り合格することができました。
今回は試験を受けてみて、自分の思う1番効率のいいの勉強方法を紹介していきたいと思います。
試験の概要と特徴
試験について
情報処理技術者としての「知識・技術」が一定水準であることを認める国家試験です。
国家試験なので、自分の知識を伸ばすことができる他にも大学受験から就職活動、企業内評価にも少なからず効果があります。
春期は4月中~下旬、秋期は10月中~下旬に行われることが多いです。
合格するには、午前、午後試験の両方で6割を超える必要があります。
午前試験
午前試験の問題形式は4択問題です。
アルゴリズムやセキュリティなどのテクノロジ系、サービスマネジメントやシステム管理などのマネジメント系、システム戦略や企業家角生などのストラテジ系が合計80問出題されます。
例としては、データの転送時間を計算する問題や、セキュリティ技術の効果を答える問題があります。
問題数が多い代わりに単語や簡単な計算結果を答えるような知識がさえあれば答えられる問題が出題されるため、知識を広くつける必要があります。
午後試験
午後試験は多肢選択問題です。
午前中とは違い文章題での出題になります。
範囲は午前のものに加えてプログラミング言語に関する問題も出てきます。
大問11個の中から5個選択と問題数は少ないですが、知識問題ではなく知識を応用しないと解けない問題になっています。
午前試験の勉強方法
参考書を読む
午前試験の問題を解くにはまず知識量が求められます。
それを効率よくつけるには、やはりFEの広い試験範囲がうまくまとめられている参考書を読むのが一番効率がいいです。
また、ただただ文字が書いてあるだけの参考書だと1周読むだけでも時間がかかってしまうため、イラストも交えてうまくまとめられているものを買うといいでしょう。
因みに私のおすすめのは下の参考書です。
説明のほとんどにイラストが差し込まれていて、イメージがとてもつかみやすいです。
参考書は1周で完璧に覚えようとせず、3周ほどを時間をかけずに読むほうが暗記しやすいです。
また、この時点で機能名と機能などを完璧にリンクさせる必要はありません。
どのような機能があるとか、こんな名前のものがあるということをなんとなく覚えておけば大丈夫です。
過去問を解く
この試験では午前試験の過去問を解くことが最も重要です。
午前試験には多くの過去問や類似問題が使われているため、過去問と類似問題を解くだけでも6割近くの点数を取ることができます。
また、午後試験でも午前試験の過去問の知識は重要になってきます。
そのため、過去問は最低でも直近5回分、時間がある人は最大限に過去問を解き、過去問演習に1番時間を割きましょう。
過去問は、ホームページにあるPDFや書籍の過去問集などがありますが、それよりも基本情報技術者試験ドットコムの過去問道場を活用したほうがいいです。
過去問道場には平成16年から最新の過去問が用意されており、選択肢をボタンで選択すれば正否と解説が出てくるため、視点の移動が少なく答えを間違ってみてしまう事故がないため、とても効率がいいです。
また、アカウントを登録をすることにより前回の続きから問題を解き始めたり間違えた問題だけを復習することができるため、問題の重複を避けたり、苦手な問題を何回も解くことができます。
アカウントはユーザー名とパスワードだけで登録できるため、最大限に活用していきましょう。
↓過去問道場のリンク
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
午後試験の勉強方法
過去問を解く
午後試験は解く問題を選択することができるため、問題数は少ないですが1問にかかる時間が増えるため、時間にあまり余裕がありません。
そのため、予め過去問を解いて自分の得意分野を見つけておく必要があります。
あくまで得意問題を見つけることが目的のため、ホームページにある直近の問題2個分1回ずつを解く程度でいいです。
その代わりに、最後のプログラミング言語の問題以外はすべて解いてください。
そして本番で問題を選ぶ時間をなくすようにしましょう。
また、午後試験の過去問を解く前に十分に午前試験の過去問を解いておいてください。
しっかりと知識をつけておかないと問題が解けず、得意問題を判断することができません。
何事も順序が重要です。
プログラミング言語を勉強する
午後試験の1番最後の問題は、プログラミング言語のソースコードを読んで解く問題です。
そのため、最低でも1つのプログラミング言語を勉強しておかないといけません。
Excelのような表計算ソフトの問題もありますが、1つ前のアルゴリズムの問題でもソースコードを読み解く問題に応用できないため、表計算ソフトを勉強するということはあまりおすすめできません。
もし、プログラミング言語に1つも触ったことがない場合はC言語をおすすめします。
アルゴリズムの問題のソースコードの形に近いため、C言語を学ぶだけで2つの問題をカバーすることができます。
↓C言語の勉強方法についての解説記事
おわり
再三言いますが、午前試験の過去問演習だけは絶対に頑張ってください。
それが1番力になります。
C言語の解説も上げましたのでその記事と一緒に参考にしてください!
それでは、試験に向けて頑張ってください!
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