10万円から始める日経ミニオプション【第3週】ナンピンで損失10万円超

エッセイ
第3週 ナンピンで損失10万円超 進捗ゲージ付きアイキャッチ

こんにちは、downmeltです。

日経225ミニオプションの取引を始めて3週目に入りました。

先週はプットで約10万円の利益を出したものの、今週の確定損益は104,888円のマイナスです。

今回は、事前に確認できたはずの点を見落としたまま勢いで入り、下落に巻き込まれて大きな損失を出しました。その後も十分な根拠を確かめないまま買い増しを続け、損切りの遅れで損失をさらに膨らませることに。

決算への期待で買ったコールから、後半のプット、週末に持ち越したコールまで。10月12日からの1週間を、判断の経緯とともに振り返ります。

10月12日 コール購入と逆指値決済 売買タイミング

決算への期待でコールを買う

週明けの10月12日、まず想定していたのは、原油高の影響で日経平均が先週より下がる展開です。

一方で、ASMLやTSMCなどの決算に向けて、AI関連株への期待が再び高まるのではないかとも考えていました。

原油高で下がったところを買い、決算への期待で上がるのを待つ。決算が出てから、そのまま持つか売るかを考える。そんな狙いでした。

月曜の朝、コールを買って決算を待つことにしました。

ただ、決算への期待があるからといって、すぐに買ってよいとは限りません。

この日は祝日で、東京の現物市場は休み。普段より判断材料が少ない中で、決算への期待が原油高への不安を上回るのか、どこまでの損失を許すのかを考える必要がありました。ChatGPTに相談した際も、買う根拠や追加購入をやめる条件を確認するよう促されています。

それでも、決算前に買っておきたいという気持ちが先に立ち、確認が十分でないまま入ってしまったのです。過去の反省を注文に生かせていませんでした。

下落に巻き込まれても買い増し

買った後は、期待していた上昇を待つ前に、下落に巻き込まれました。

コールを買ってから下落の理由を調べると、海外市場の弱さやAI関連株への不安、中国企業のメモリー分野への参入など、気にするべき材料がいくつも見えてきたのです。それでも、決算への期待はなかなか手放せませんでした。

「決算が良ければ戻るかもしれない」と考え、値下がりしたコールを買い増していきました。価格が下がるほど、同じ方向に賭ける額を増やしていたことになります。

最初に買った分の一部は、逆指値で損切りになっています。それだけで、損失はすでに3万円を超えていました。

残ったコールは持ち続け、翌日からは翌週限のコールまで買い足していたのです。

自分の感覚では、これも損失を取り戻すための「ナンピン」でした。翌週限への追加は限月や権利行使価格が違うので、同じ銘柄の平均単価を下げる買い方ではありません。それでも、戻ることを期待してコールを増やしていた点は同じです。

ナンピンと損切りの遅れ

追加購入の理由は、引き続き決算への期待でした。ところが、下落している間に、買い増しを支える新しい根拠を十分に確かめられていたわけではありません。

安くなったから買う。決算が良ければ戻るかもしれない。そう考えているうちに、損を取り戻したい気持ちが強くなっていました。

逆指値で切れた分があっても、その後の持ち方や買い増しは見直せていません。残したコールの損切りを先延ばしにしたことが、損失を大きくした原因です。

結局、180円や200円で買い増したコールを手放したのは、17円まで下がってからでした。この買い増し分だけで、損失は約7万円です。

翌週限のコールも順に損切りし、15日未明にはすべて手放しました。

コールをすべて手放した時点で、損失は約11万7千円に膨らんでいたのです。

10月13日から15日未明 コール追加購入と損切り 売買タイミング

いったん様子を見る

最後のコールを損切りした後は、すぐに取り返そうとせず、いったん様子を見ることにしました。

ここまでの取引を振り返ると、明らかに損失の回収を急ぎすぎていたと思います。同じことを繰り返さないためにも、必要だったのは一度止まることです。

その後、相場はさらに大きく下落しました。コールを手放して様子を見ていたことで、その下落に巻き込まれずに済み、ほっとしています。

冷静になるのは遅かったものの、立ち止まったことは無駄ではなかったと思います。下がったからすぐに買い直すのではなく、次に入る理由を考え直す時間にも意味がありました。

プットと早めの損切り

いったん様子を見た後、10月15日の夕方から買ったのはプットです。

米生産者物価指数(PPI)が予想を上回り、その発表を受けて日経先物が下がるのではないか。そんな見立てで、発表前にプットを2枚買っています。

最初の1枚は、少し高いところで入ってしまったと思います。それでも、先物が小幅に下がったところで売り、利益を確定できました。

もう1枚を買ったのは、発表前に先物が少し上がり、プットの価格が下がったタイミングです。

ところが、期待したようには下がりませんでした。自分は金利が下がった影響で先物が上がっているのではないかと受け止めました。

ここでは、「もう少し待てば下がるはず」と期待して持ち続けるのをやめ、早めに損切り。小さな損で抜けられたことは、前半のコールからの反省を生かせた点です。

原油への不安解消を期待して持ち越す

週末には、もう一度コールを2枚買いました。原油への不安が和らぐのではないかという期待からで、状況が変わったのを確認して入ったわけではありません。

買ったうちの1枚は、その日のうちに値上がりしたため、利益を確定しました。少しでもリスクを下げておこうと考えての売却です。

もう1枚は、土日の間に原油への不安が解消することを期待して、週明けへ持ち越しました。

10月15日夜から17日未明 プットと週末のコール 売買タイミング

今週の結果と反省

持ち越したコールの含み損益を除き、確定した損益は104,888円のマイナスです。後半の利益で、前半の損失を取り戻すことはできませんでした。

第3週 売買タイミングと確定損益

一番の反省は、すでに整理していた注意点を、実際の注文に生かせなかったことです。

決算への期待を優先し、下落しても追加購入を支える根拠を十分に確かめないまま買い増しを続けました。最初に買ったときの期待を繰り返すだけでは、追加する理由として不十分です。

一方で、いったん立ち止まってからは、プットを早めに損切りし、週末のコールも1枚を売ってリスクを下げる判断ができています。買う前の確認はまだ課題ですが、前半と同じように抱え込まずに動けた場面もありました。

次回への宿題

次は、買う理由、追加購入をやめる条件、許容する損失を、注文の前に整理しておきたいです。

そして、買った理由が外れたときに、そのことを認めて動くこと。プットで早めに損切りできた判断を、一度きりで終わらせず、次の取引にもつなげていきたいと思います。

注意事項

この記事は私自身の取引経験と振り返りです。売買理由や相場の受け止め方は当時の認識として書いており、特定の売買や利益を勧めるものではありません。

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